戸越銀座突撃取材でお馴染みのライターの石川です(戸越銀座の情報の発信しているTwitterはこちら。 @adomo_t )。戸越銀座商店街イベント「環境まちづくりフェア」を取材してきました。イベントの様子を今回も写真多めでレポートします。
戸越銀座商店街イベント「環境まちづくりフェア」がエコルとごしで開催。
これからの地球のために重要な活動としてSDGsがありますが、今回のイベントは間伐材をアップサイクル、プランターとしてお家に緑を飾ろう!というもの。
エコルとごしも近くにできましたし、以前から積極的にSDGsに取り組む戸越銀座商店街にふさわしいイベントですね。
そんなわけで突撃取材してきました。
受付です。たのもー!。
イベントのスケジュールはこんなです。
取材したは午前中の回。近隣の小学校は授業のある土曜日だったのでは比較的小さいお子さんが多めでした。
山村戸越銀座商店街連合会会長のご挨拶。
共催の積水ハウスの方から「5本の樹」の取り組みについてのご説明。
「5本の樹」とは、日本各地の気候にあわせた木を植え、鳥や蝶など生き物を育み、その中で暮らす人の生活を豊かにするとともにその自然と共生していこうという積水ハウスが2001年から行っているプロジェクトのことです。
このプロジェクトに関連してお勉強とクイズを少々。ちょっとムズカシかったですが、大変勉強になりました。植林に適する種があるということを知ることができました。
次に積水ハウスインテリアコーディネーターの方によりプランターの飾り方のアドバイス。
植物の一番良い「顔」の部分を見つけることが大切なようです。
そして間伐材でつくった木製プランターをデザインします。
この木製プランターは戸越銀座商店街のほど近くに百反通りにある木材取扱いやリフォームなどを手がける池田元一商店より提供されたもの。材料はヒノキとのこと、いい匂いします。プランターの大きさは一辺が15cmくらいです。
お子様たちお待ちかね、作業開始!
間伐材プランターを素敵に変身させよう!
参加者テーブルに用意されていたものはこんな感じ。鉢底石、土、シャベル、植え付け後にやる水。手を拭くウェットティッシュ。
下書き用の鉛筆、ポスカ、色鉛筆。植物の育て方についての記入用紙。
ドリンクも用意されています。五月下旬となればだいぶ暑い日もありますからね。
っておい!ソラン・デ・カブラスかよ!おしゃれすぎるぞ、積水ハウス。
さっそく喉渇きました!…これ参加者の方の分だそうです。
それはさておき、スタートです。
色鉛筆、ポスカで絵付けです。
真剣な表情で描いています。お母さんを描いているそう。
ピカチュウですね。親御さんはジャスト世代な方が多いと思いますし、新作も出ているポケモンは不動の人気。
テーブルにコッシー&サボさん!めちゃ上手い。お母さんが描いたそう。
スマホで写真を見ながら鳥を描きます。結構ムズカシそうな題材ですね。
ゾウさん、キリンさん。ピカチュウ。
右の絵は車ですね。塗る色を選んでいます。「どれにしよおかな、てんのかみさまのいうとおり…」これ不滅ですね。
こちらはフラワーフレームで装飾。ポスカのパステルグリーンいい色です。
とてもかわいい色をしている大きなカップケーキ。美味しそうです。
お姉ちゃんのマネをしてペンを振ります。すごく楽しいそう。インク飛ばないよう気を付けて。
「アイちゃんのHOUSE」とあります。お子さんの名前かなと思ったらなんと植え付ける「アイビー」の名前だそう。アイビーのアイちゃんのお家。犬小屋しかイメージできない大人とは違うやわらかあたまなお子さんの発想に脱帽です。
小さいお子さんはお母さんがお手伝い。太陽や星、月が描かれています。
プランターの縁まで色づけしていきます。木箱なので縁の厚みがあるのでここも塗れますね。発想豊か。
ちょっと時間が短めだったけど、皆さん頑張りました。
植物をプランターに植えよう!
植え付けです。
植物の提供と植え方のレクチャーは戸越銀座商店街のフルーツ&フラワーキムラの安藤さん(左)。フルーツやお花を販売されているお店です。右はワークショップ講師の遊馬さん。
植えるのは「ポトス」「アイビー」「ペパーミント」のいずれか。
3つの性質が異なるので、事前のアンケートに基づいて置く環境に合う品種が各家族に用意されています。
まず鉢底石を入れます。
土を少し入れます。教わりながらみんなでやっていきます。
鉢底石が見えなくなるように…。
お子さんたちの頑張りをお母さんがパシャッ。
土をならしてポットの植物を入れる準備をします。
植物をポットから抜きます。これちょっと気を遣いますよね。上手にできるかな?あっプランターの人がだいぶ増えています。
植物の位置や向きを決めたら土を周りに入れていきます。お母さんに苗を押さえてもらい入れていきます。プランターにはいろいろな色の犬とかレイボーカラーの太陽が見えます。鳥もありました。自然のものが集まったプランターになっています。
順番にスキマにシャベルで入れていきます。
ウォータースペースを残して土が入ったら軽く押さえます。
最後に名前のラベルのあるものはそれを差して完成です。あっ水も忘れずにやります。
完成写真をいくつか。
これで作業は終わりです。
改めて、植物のお家での飾り方と育て方の説明です。置く、並べる、吊すです。
今回使用している間伐材についての説明。木を大きく育てるために密集しないよう間引いたものなので木自体は質がいいとのこと。
それぞれの育て方の説明がありました。とてもしっかり育て方をメモしています。大切なことです。
完成品と記念撮影。
最後に完成したプランターと記念撮影。
「とっても楽しかった。お部屋の中に飾ります」とのこと。洋服の色と合わせて2色の濃淡でデザイン。大人顔負けです。
植えるところが大変だったとのこと。でも楽しかったそう。頑張りました!
兄妹とても仲良さそうに一緒に作業しているのがとても印象的でした。
少しムズカシイ部分もありましたが、絵を描いたりちょっと大変な植え付けを親子で協力しながら完成させていくのはわいわいと楽しそうでした。お子さんたち笑顔を見ているとこちらも楽しくなります。
植物を身近に置くのは心地よいので、大切に育てて生活がちょっと豊かになるといいですね。アップサイクルして環境にもいいです。
次回予告!?…電車でGO!奇跡的に晴れた!
文・写真 : 石川 潤
VENTO NUOVO代表・チーフデザイナー、撮影担当、よりみちとごし編集長
戸越銀座ウォーカー・しながわのガイドとして商店街と品川区周辺を散策しています
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