5/28(日)まちなか防災フェスティバル開催
あども戸越銀座うぉーかー(Twitter @adomo_t )です。
昨年から戸越銀座商店街が開催しているまちなか防災シリーズ。
今年は去年よりだいぶパワーアップされて5/28(日)に開催されました。
とにかく盛りだくさんになったので、3回に分けてその様子を紹介致します。
今回は~エコルとごし編~です。
商店街での新企画のブースや銀ちゃんお手伝いほかの様子はこちら。
エコルとごしで開催「~防災対策と気候変動を考える~」
今回商店街だけでなく、エコルとごしでも連動イベントが開催。
商店街では座学のイベントは開催しにくいですからエコルとごしでということですね。
イベントでは防災対策を学ぶとともに非常食の試食をすることができました。
非常食はこちら。尾西食品という会社の商品です。尾西食品は亀田製菓の100%子会社だそうです。
まず最初におにぎりを作ります。作ると言ってもほぼ水を入れて待つだけです。お湯でも作れるそうですが今回は水からなので出来るまで60分と少し時間が掛かります。
袋を空けるとご飯らしきものが入ってます。袋をトントンやって軽くほぐします。
そして水を入れます。入れすぎると緩くなってしまうのでここは少し正確に。あとは口を締めて待つだけです。
できるまでの間に防災食を作っている尾西食品の防災士、岡松さんがお家での防災対策を講義。
クイズを織り交ぜながら話は進みます。大人でも迷う問題があってなかなか勉強になります。
災害に備えて準備しておくものなども紹介。
お子さんたちは非常食のお菓子を食べながら聞いています。もちろん食べながら聞いて下さいと説明があり、そのために用意されたお菓子です。詰まるところ備蓄食の試食会みたいなものでしょうか。あとで感想を伺ってみたところいずれも甘くて美味しかったそうです。岡松さんのお話の中にありましたが、避難生活では甘さのあるお菓子は心が安まるのでとても大切ということでした。
紹介された非常食の中にはアレルゲン28品目特定原材料を不使用のものやハラール認証のものなどもあり、様々な方が安心して食べられるようになっていました。
備蓄食のお話のあとはパナソニックホームズのパートです。住宅メーカーだけあって地震や建物についての知見は豊富。まず世界の中での日本の地震の多さ、特に大きな地震が突出して多いという説明がなされました。現在の建築基準法は震度7クラスの地震が複数回来ることを想定しておらず、震度7の地震を2回受けた建物がどうなるかのという実験映像を紹介。
また大きな地震のときに固定されていない家具などがどのようになるのかの実験映像もあり、家具を固定することの大切さがよくわかります。見ていると自宅の家具や食器棚が気になっちゃいます。皆さんも点検してみて下さいね。いろいろな動画が紹介されましたが、今回は権利上の都合から画像をあまりweb上で使用できないとのこと。スミマセン。
そんなかんなしているうちに60分経過。いよいよ最初に作ったおにぎりの試食です。きれいに出来てますね。特に握ったりしていないにもかかわらず、ちゃんと三角形になるというのは面白いです。
みんな美味しい!っていいながら食べてました。美味しいんですね。いざというときに良さそうです。
大人な方からはもう少し塩っ気が強いといいなぁなんてちょっと欲張った声も。でもそういう率直な感想はとても大事です。自分はパンを試食しましたが、半日くらいそのまま置いておいたパンみたいなパサつきは感じましたが、結構甘さが強く食べやすくはあったと思います。5年保つ非常食としては充分ではないかと思います。
今回のエコルとごしでのイベントに参加された方の感想としては、お子さんからはちょっと難しかったとの声もありましたが、親御さんは面白かった、参考になったとおっしゃってました。
今回はここまでにしまーす。
皆さんお疲れ様でした。
商店街内でのイベントについては次回です。
ではでは~。
VENTO NUOVO代表・チーフデザイナー、撮影担当、よりみちとごし編集長
戸越銀座ウォーカー・しながわのガイドとして商店街と品川区周辺を散策しています
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