5/28(日)まちなか防災フェスティバル開催
あども戸越銀座うぉーかー(Twitter @adomo_t )です。
戸越銀座商店街主催の防災イベント「まちなか防災フェスティバル」が5/28(日)に開催されました。
昨年も開催されたまちなか防災シリーズは戸越銀座商店街が力を入れているイベント。
今年はだいぶパワーアップし新しいブースが登場したり企画に変更が加わったりしました。
2回目のレポートではこの新登場のブースや前回から変更があった企画を紹介します。
目次
・防災サッカー&ホッケー体験
・近隣町会の方のイベント見学ツアー
・クイズラリー
・立正大学ブース&能登地方地震災害義援金受付
・モラりすがやってきた
・NHKの防災ブース
・備蓄食販売
・私の避難場所チェック
・災害時の自動販売機体験 伊藤園ブース
エコルとごしでの連動イベントや銀ちゃんのお手伝いその他の様子はこちら。
防災サッカー&ホッケー体験
今まではサッカーだけでしたがホッケーも新設。品川区は東京オリンピックのホッケー会場があることもあり絶賛ホッケー推しです。でもホッケーって皆さんやったことないですよねきっと。
防災サッカー&ホッケーは防災に関するクイズに挑戦するゲームです。クイズの答えを考えて、選択肢の色のピンをボールで倒して回答するというもの。クイズの問題は……
正解の色のピンに向かってシュート。見事当たりました。二重の意味ですよ!
こちちはホッケーで回答。ボールが小さい分難しいですが、ここは大人な人。一発で当てました。うまい!
ホッケーは自分もやったことないかもです。やれば良かった~。ボールは固かったです。
近隣町会の方のイベント見学ツアー
今回商店街の防災への取り組みを知っていただこうと近隣町会の方の見学ツアーが実施されました。参加されたのは戸越一丁目町会の役員の方々。
京陽公園と商店街各所のブースを回って、イベント運営スタッフの方から説明を受けながら見学と体験。
こちらはパナソニックホームズの防災紙芝居ブース。
NHKブースでのVR地震を体験中。
商店街のお店は食べ物、飲み物、ライト、電池などの商品を役立つものを扱っています。電気屋さんや屋根屋さんクリニックなどもあります。近隣町会と商店街との連携を深め災害対応などでより協力していくきっかけとなればいいですね。
クイズラリー
クイズラリーではイベント会場5カ所にあるクイズに答えると参加賞が貰えました。防災の知識を楽しく学びながら賞品ももらっちゃおう。
今回のクイズの問題はこちら。
1問目のクイズは災害時の避難所の運営をするのは誰でしょう?というもの。皆さん親戚というグループの方々は意見が割れます。どれですか?と聞かれましたが考えた結果自分は間違いました。意外とムズカシイ!良問です。答えわかりますか?
正解はBの町会や住民です。皆さんで協力することが大切ですね。
3問目のクイズは後藤蒲鉾店のおでんコロッケの中身は何?という問題。急にテイストが違いますが、戸越銀座の名物「おでんコロッケ」は立正大学と戸越銀座商店街がコラボレーションして生まれたメニューです。これはサービス問題じゃないかな、みんな知ってるよね!?後藤蒲鉾店はまもなく建て替えのためしばらく閉店。その前に是非買って中身を確かめてみて!
答えはだいこん。とても美味しいよ。
避難場所チェックブースのお隣に4問目が設置。クイズは火事などのときに一時的に逃れる避難場所を表すマークを答えるもの。「避難場所」と「避難所」の違いがわかりにくいです。そのためかすぐ横にヒントというより答えがあります。これを機会に覚えましょう。
避難場所とは
火災などの災害から身を守るために一時的に逃げ込む場所で、河川敷や公園、学校のグランドなど広いスペースや津波の際の高台などが指定されています。必ずしも建物や屋内ではありません。
避難所とは
災害のために自宅で過ごすことが困難になった際に一定の期間避難生活をする場所のことで学校や公民館などが屋根のある建物が指定されています。
クイズの答えと解説はこちら。わからなかった問題もしっかり確認しよう。
立正大学ブース&能登地方地震災害義援金受付
立正大学生ボランティアが随所でブースのサポートとして参加して下さいました!立正大学自体もブースがあり大学の取り組みの紹介と5月の能登地方地震の災害義援金受付をしていました。立正大学のノベルティグッズも配布してましたね。
募金では2000円程度の災害備蓄食4点を1,000円で販売。売り上げが日本赤十字社を通じて現地に送られます。
ども。
ココイチ監修のカレーやこんぶのくらこんの塩こん部長じるしのお粥とかが入ってました。備蓄食ですがなんだか美味しそうですね。
モラりすがやってきた
謎のキャラクターがときどきお散歩していたけど見つけましたか?りすをモチーフにした立正大学のマスコット「モラりす」です。「りす」はRisshoの頭文字。これに大学のブランドビジョンの一つ『モラリスト』を組み合わせたものだそう。銀ちゃんと色の感じが似てます。
立正大学学生ボランティアが運営していたほっとスポット戸越銀座のブースのお手伝いするモラりす。わりとゆっくり歩きで頑張ってました。手短っ!足長っ!
立正大学ノベルティには見返りモラりすも!きゃわわ
NHKの防災ブース
NHKのブースでは「AR浸水体験」「こわがりヒーローお面」「VR地震体験」がありました。
AR浸水体験
商店街の映像に洪水が合成されたものが映し出されます。実際に商店街が1m浸水するとこのような感じになるのでしょう。恐ろしいですね。
こわがりヒーロー
「こわがりヒーロー」これはいいことばですね。
災害とか事件とかの際、正常性バイアスが働いて自分は大丈夫だと勘違いしてしまうようです。そういうときビビりな人ほど助かったり、一人が逃げると集団心理でみんな逃げたりします。大人な人ほど小心に思われたくなかったりするので、正直に怖がる子供がいるとみんなが助かる可能性が高まります。こわがることでヒーローになれるんです。
ブースでは長周期地震動の実験映像なども見ることができました。
VR地震体験
地震の様子を体験できるVRです。町会ツアーの方々も体験。後ろを振り返ってますね。ゴーグル内には360度周りの映像があります。何が見えてるのでしょうか?
感想は「VR自体初めてだったんですが、冷蔵庫や食器棚の中身が空だったりする点がちょっと残念でした。もうちょっとリアリティがあった方が恐怖を感じるのでより身になるのかなぁと思いました」とのことでした。
ブースで体験するとノベルティがいただけました。通りでお面つけていたお子さんよく見かけました。
備蓄食販売
とごしぎんざの牛乳屋さんの前。こちらでは賞味期限の長い食品を販売していました。ローリングストックの一つとして備蓄しながら食べましょう。
ローリングストックとは食品や日用品を多めに買っておき、普段の生活で利用しながら買い足して備蓄する方法のことです。普段から無理なく始めやすい災害対策です。
私の避難場所チェック
品川区防災地図が用意され、ご自宅の場所ごとに定められた避難場所を調べることができました。普段からしっかり把握しておくことが大切ですね。
災害時の自動販売機体験 伊藤園ブース
「災害対応用ベンダー」や「災害救援自販機」と呼ばれる自動販売機は、災害時の停電の際に中の商品を取り出せる仕組みがついています。今回は「ハンドル充電式」の自販機が展示され体験することができました。
自動販売機前面にある蓋を取り外すとそこにハンドルがあって、それをグルグル回すことで発電。電気をためてボタンを押すと商品が出ます。大人の方が実際にやると、2-3分掛かるそうです。今回は「体験」なので電源は入っていました。
このような自動販売機は公共施設などに設置されていることが多いとのお話でした。
小さなお子さんだとスムーズに回すのはちょっと難しいのかもですが楽しかったそうです。実際ハンドルを回すだけなんですがやってみるとなんだか面白くなってきます。速さを示すメーターや充電レベルの表示もあるので実際に手動で起動させるのはそれほど単純ではないのかもしれません。
ん?
今回参加人数分飲み物をいただけたのでちょっとお得なブースでした。ノベルティの種類もたくさんあって、ずっと行列が途切れませんでしたね。
その他イベント会場の様子をいくつか。
3回目のレポートでは前回から引き続き人気だったブースや銀ちゃんのお手伝いの様子を紹介します。
今年の9月は関東大震災から100年。その9月開催予定の「防災フェスティバル」はますますパワーアップすることでしょう!商店街が皆さんをお待ちしていますので、ぜひ参加してみてください!
ではでは。
VENTO NUOVO代表・チーフデザイナー、撮影担当、よりみちとごし編集長
戸越銀座ウォーカー・しながわのガイドとして商店街と品川区周辺を散策しています
戸越銀座生まれ、戸越銀座育ち!
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