「戸越銀座電車ウィ~ク」開催。近隣校の生徒制作の精巧なジオラマが集まった!「鉄道ジオラマの展示&コンテスト」

「戸越銀座電車ウィ~ク」開催!

戸越銀座の情報を発信(Twitter @adomo_t )しているよりみちとごし石川です。

今年は日本で鉄道が開通して150年、そして東急電鉄も創業100年という節目の年。戸越銀座商店街では6月10日~22日にこれらを記念したイベント「戸越銀座電車ウィ~ク」が開催されました。

特に19日はスペシャルイベントとして「銀ちゃん」のお散歩「5インチ鉄道」の走行「鉄道ジオラマの展示&コンテスト」が行われました。

今回は前回に引き続き、19日のスペシャルイベント「鉄道ジオラマの展示&コンテスト」の様子について写真多めでご紹介致します。

「5インチ鉄道」走行の様子はこちら

スペシャルイベントその2 鉄道ジオラマの展示&コンテスト(投票)。

ジオラマの展示会場は平塚二丁目会館。会場での誘導や投票の案内などは立正大学の学生ボランティアの方々(写真右の後姿の女性ほか)が行ってくださいました。

作品ナンバー1 高輪中学高等学校の作品。

トンネルと鉄橋、道路、陸橋、橋が組み合わされています。

だいぶじっくり。近づいて興味津々です。

トンネルを外側から覗いていますね。こちらから中を見ることができます。

トンネルから鉄橋へと線路が続く様子が見えますね。

作品ナンバー2 大崎高等学校ペーパージオラマ部の作品。

ドイツ、ドレスデンにあるドレスデン=ノイシュタット駅。大崎高校のペーパージオラマ部は全国高等学校鉄道模型コンテストで最優秀賞受賞するなどして有名ですね。品川歴史館から依頼されて制作した作品が、先日休館した品川歴史館に常設展示されていました。

旧東ドイツなので昔のような雰囲気が駅舎に残っているのでしょうか。作品はペーパージオラマ部ということでほとんど全て紙で作られているそう。びっくりですね。

駅舎の向こうに頭が3つ。お子さんでなければ入れない棚とのスキマに入り込んでいます。何かがありそうです。

向こう側からみると中にホームが再現されています!このあとこの面も見えるように手前に作品が移動されました。こちらも是非見てほしいですよね。

それにしても細かい!

作品ナンバー3 青稜中学校・高等学校鉄道自動車部の作品。

新宿駅東口ですね。

作品の見所と細かい工夫が示されています。

ジオラマ内では実在のお店の名前が少しずつ変えてあります。巨大スクリーンに映るあの有名番組のモジりの「青田泰明アワー」の青田泰明さんは青稜中学校高等学校の現校長です。そして洋服の青田の看板でスーツモデル風の方がご本人。校長推しがスゴい。

さすがに選挙には立候補していませんよね!?

あんな高いところに人が座ってます。いろいろなところに遊び心が垣間見えます。

作品ナンバー4 芝学園(芝中学校・高等学校)技術工作部の作品。

戸越銀座通りで5インチ鉄道を運営していた芝中学校・高等学校技術工作部の作品です。神田駅、御茶ノ水駅の間、昌平橋のところにある松住町架道橋(まつずみちょう)。印象的な緑のアーチ橋が見事に再現されています。

こちらは市ヶ谷駅。熱心に撮っていますね。

細か過ぎて読めない!

お堀の釣り堀も再現。「学生の頃サボって行ってよく怒られたなぁ」という会話も聞こえてきました。魚もいます。

作品ナンバー5 大崎高等学校ペーパージオラマ部の作品。

こちらも作品ナンバー2と同じく大崎高等学校ペーパージオラマ部の作品。皆さんお馴染みの戸越銀座駅です。

見慣れているはずですが、普段と違う位置から見ているせいかかなり違う景色に見える気がします。こんなだったっけ?

こうアップにするといつもの景色ですね。

今回のジオラマ展示はコンテストという形になっています。皆さんはどのジオラマに投票しましたか?どの作品も素晴らしいですが、開催地にある戸越銀座駅がちょっと有利かもしれませんね。

会場にいらした大人の方たちは熱心に写真を撮り、お子さんたちは近くで細かいところを見ていました。親御さんによる記念撮影も多かったです。ジオラマ展示会場は開場直後にまとまって多くの人が来ていたということでした。コンテストの結果については今後追記する予定です。

-追記-

コンテストの結果は…どぅるるるる…どぅん!

5番 大崎高校制作「紙で再現! きになる戸越銀座」です。

パチパチパチパチ!!

 

会場の様子を何枚か。カメラにピース。ご協力ありがとうございます。

こちらもジーと見つめていますね。

ジオラマ作品と記念撮影。

一眼で狙います。

会場の様子。

次回は半年ぶりとなった「銀ちゃん」のお散歩と「スタンプラリー」についての予定です。

文・写真  : 石川 潤