エコルとごしで「見なれた景色の見えない防災写真展」開催中。
戸越銀座情報局(Twitter @adomo_t )石川です。
普段お買い物やお散歩で通っているみんな大好き戸越銀座商店街。その地下には実はあるものが埋まっています。
それがわかる写真が現在エコルとごしで開催中の「見なれた景色の見えない防災写真展」で展示されています。
全国的にみると昨今、災害級の大雨が降ることが多くなっています。大雨の際、以前は目黒川は溢れましたし、戸越銀座商店街は水浸しになったりしました。いろいろ整備されてそういうことは減りましたが、今でも極端な大雨のときには目黒川の水位上昇は話題になります。
そういうときちょっと気になりますよね。
現在ある防災施設に加え、近年の大雨に対応すべく新しい施設が建設中です。目黒川、立会川のところには比較的新しい防災施設がありまた戸越銀座には現在建設中の防災施設があります。いつも歩いたり遊んだりしているその足の下、地下深くに防災施設があるんです。今回の展示では普段目にすることのできないその防災施設が写真で紹介されています。展示されている写真は品川区出身の写真家渡邉茂樹さんが撮影されたものです。
展示会といっても場所も量もとても気軽な感じです。エコルとごしも展示も無料ですし、戸越公園のすぐ隣、戸越銀座商店街からも徒歩4分。お散歩や戸越銀座でのお買い物ついでにも立ち寄れちゃう施設なので是非覗いてみてはいかがでしょうか?
場所 : エコルとごし 1F コミュニティラウンジ 7:00-21:30
期間 : 2022年12月1日(木) 〜 12月25日(日)
紹介されている貯水施設の地上部分の様子がエコルとごしの展示にはないので情報を補強しておきますね。
荏原南公園。荏原警察署のわりと近く。この地下に荏原雨水調整池があります。立会川増水時に水をため込みます。
建物入り口上と横に説明があります。建物前の道の下に立会川が暗渠になって流れています。
下写真は展示会より。
大崎第一地域センターやケアホーム西五反田のところ。この下に巨大な荏原調節池があります。目黒川増水時に大量の水をため込みます。
目黒川の川面左側のやや上に横に長く口をあけているのが調節池の取り込み口。増水時に水が流れ込みます。
下写真は展示会より。
西品川公園のところ。第二戸越幹線の工事がこの下から行われています。幹線とはざっくりいうと大きな下水管のことです。ここから戸越銀座駅を越え、おめで鯛焼き本舗の辺りまでシールド工法で穴が掘られています。穴の場所は地下25m、完成した際の内径は3.5mとのこと。現在品川学園の前にある子供の森公園からこの西品川公園に向かって工事が行われていて令和8年度に工事完了予定。おおむね後地交差点、平塚橋、26号線、品川区役所、百反通り、荏原ランプに囲まれる地域の雨水を目黒川に流す水路となり、現在供用中の戸越幹線を補強する役割を担います。
この西品川公園の下にも実は雨水調整池があります。
下写真は展示会より。
VENTO NUOVO代表・チーフデザイナー、撮影担当、よりみちとごし編集長
戸越銀座ウォーカー・しながわのガイドとして商店街と品川区周辺を散策しています
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