街の灯り、ふたたび【戸越銀座物語】5話 あやかり銀座
戸越銀座はよく「あやかり銀座」の第1号といわれる。 本家東京都中央区銀座の名を拝借し、○○銀座と名乗る商店街は全国に数百あるといわれるが、戸越銀座が本当に第1号かどうかははっきりしていない。 しかしながら本家銀座と少なか…
戸越銀座はよく「あやかり銀座」の第1号といわれる。 本家東京都中央区銀座の名を拝借し、○○銀座と名乗る商店街は全国に数百あるといわれるが、戸越銀座が本当に第1号かどうかははっきりしていない。 しかしながら本家銀座と少なか…
戸越銀座通りを西端まで行くと中原街道という古い街道に突き当たる。 中世以前から続く古い道で、江戸期、徳川家康によって東海道が整備されるまではその一部としても機能していたといわれ、家康も中原街道を通って江戸に入ったとされて…
当時、商店街の子供たちの大きな楽しみのひとつに「夏のレクリエーション」という商店街主催の日帰 り旅行があった。 商店街の人たちは休みなく働いているような時代だったから家族旅行などはまれで、年に一度、商店街中で参加する日帰…
私の育った東京都品川区・戸越銀座は、関東大震災直後、被災した土地を逃れてきた東京の下町や横浜方面の商売人が移り住んで始まったといわれている。 当時、京浜工業地帯の要所として発展していたJR山手線 大崎駅にほど近い全長2キ…
戸越銀座へ視察や研修にみえる学生に「あなたには商店街が必要ですか?」と聞いてみる。 街づくりや経営、コミュニティデザインなどを学んでいる学生が、商店街の理事長を目の前にして「必要ありません…」とは言いづらいだろうと思って…